ノアの方舟に似た眼病とは 〜聖書と眼病(2)〜

  • 2018.05.01 Tuesday
  • 14:25

ノアの方舟に似た眼病とは 〜聖書と眼病(2)〜

 

 

回に続き、聖書から連想される眼病についてのお話ですね。

旧約聖書の「創世記」6〜9章には、ノアの方舟の話が出てきます。暴力や不正が横行し、世の中がすっかり乱れた様子を見て、神は人類を作り賜うたことを後悔し、これを絶滅せんと考えました。唯一人ノアだけは正直に神を敬い生活していたので、神はノアだけは助けようと思い、ノアに命じて一隻の舟を作らせます。これにノアの家族および全ての動物のひとつがいずつを乗船させました。しかる後、40日間に及ぶ大嵐を起こし地上に大洪水を起こして方舟に乗っていた者たち以外を絶滅させてしまったという話ですね。

 

 

名な話のひとつですね。これに似た眼の病気とはどのようなものでしょうか。
ノアの方舟の場合、神は舟が出来上がるのをきちんと待っていてくれたわけですが、もし舟が出来上がる前に大嵐を起こしてしまったとしたらどうなったでしょう。正にそのような状況と考えられる目の病気に未熟児網膜症があります。
眼球の網膜は母胎内で10ヵ月かかって完成するスケジュールになっています。それが妊娠7〜8ヵ月頃に早産で生まれてしまうと、未完成の網膜が外界の光という大洪水の中で大急ぎで舟(網膜)を完成させようとし、そのあせりが網膜に異常な反応を引き起こしてしまうことになるのです。

 

 

界の光という大洪水とは言いえて妙ですが、未熟な網膜にとっては大変なことですね。

 

方舟(網膜)が完成するまでは、洪水(出産)を起こさないように、神様(両親)は充分気をつけてあげなければならないでしょう。
聖書に載っている話は、現代の我々にとっても色々と教訓になるものが多いように思います。

 

(原作:医学博士  武藤政春)

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